NHKで以前に放送していた「ロイヤルアカデミー音楽白熱教室」
私が見たのは、「第4回 主張する音楽~ショパン」でした。
自国が他の国に支配されて、亡命しながら愛国心を音楽に込めたショパン。
マズルカは、祖国ポーランドの民族音楽であり、愛国心を表現したものだと思っていましたが、今回の講義の中で、
「マズルカは詩である」
という言葉が印象的でした。
即興を好んだショパン。次々と転調したり、半音階を多用したり、内面を思うがままに自由に表現したのがマズルカ。
今まで有名な1~2曲位しか知りませんでしたが、生涯に渡って日記のように作曲し続けたマズルカを、弾いてみたくなり、毎日1曲のペースで弾いています。
ショパンが生徒にマズルカを教えた時、
「同じリズムを同じように弾いてはならない」
と言ったそうです。
奥が深い……
「ロイヤルアカデミー音楽白熱教室」
第4回以外も見てみたくなりました。
また再放送してくれないかな…
from 音楽講師emissimoのブログ