今回、新型コロナウィルスによる休講やオンラインレッスンによって得た事、考えた事を忘れないようにメモしようと思います。
3月から1度目の休講。
2月の終わりに、安倍首相からの臨時休校の要請があり、教室もそれに合わせて3月の頭から19日まで臨時休講する事になりました。
急に決まった長いお休み。最初の3日間は開放感もあったりしたのですが、次第に長い休みが久しぶりすぎて(次女出産時以来だから5年ぶり!?)落ち着かなくなってきます。
この休みを利用して、1年間がんばった賞状やレッスンノートなど、今までやろうかと思ったけどやらなかった事をやりました。
YouTubeも開設してみたり。
レッスンのない日が続くと、レッスンが恋しくなり、自分はこんなにレッスンが好きだったんだなと気付きました。
時々届く生徒さんからの練習動画にほっこり。
また、この時に、以前作って放ったらかしにしていた公式LINEアカウントを活用し、生徒さん達に登録してもらい、レッスンの連絡が行き届きやすいようにしました。
3月の終わりから4月の頭にかけて、束の間の再開。
やっと生徒さん達に会えた喜び。レッスンノートも渡して、さぁこれから頑張るぞと思ったら、また休講。そして休講延長。
今度は、長い。そしていつまで続くんだろう…と不安になるような状況。
そんな中、小曽根真さんのライブ配信を聴いて、音楽ってやっぱり必要だよな、と思ったり、リモート演奏の動画編集にチャレンジしてみたりもしました。
そして、今まで考えた事もなかったオンラインレッスンを検討。検証。実験。採用。
【オンラインレッスンやって良かった事】
①感染や予防を気にせずに(マスクせず笑顔で)レッスンができる
②お家でのレッスン環境がわかる。どんなピアノを使っているか、どんな姿勢で弾いているか。
バイオリンの生徒なのに譜面台が壊れて使っていないなど
家庭訪問する小学校の先生みたいな気持ちで楽しい(笑)
③お家の人に、レッスンの様子を見てもらえる。普段送り迎えだけで会う事の少ない親御さんとお話ができる良い機会になりました。
接続など、協力も必要ですが、レッスンに協力してもらう事で連携が密に。
④いつもより練習する!?
お家の人からのプレッシャーか?学校が休みだからか?わかりませんが、一生懸命練習してくれる生徒が多かったです。
⑤指導面では、物理的に遠い事で客観的に見る事ができ、またコミュニケーションが若干不自由な分、わかりやすく伝えようとするので、生徒さんに伝わりやすかったかなと思っています。
⑥生徒さんの自立が促される。
まず、対面レッスンでは楽譜を指差して「ここから」で済んでいた事が、オンラインでは「何段目の何小節から」など言葉での指示に慣れなくてはいけません。
また、注意された事を楽譜に自分で書き込む事で、自分のレッスンなんだという自覚が生まれます。
将来、オーケストラなんかやる時に、これは役立つと思います。
【これからのレッスンでは】
オンラインでレッスンを続けた生徒さんと、長いお休みになってしまった生徒さんとの間に差が生まれました。継続は力なり、です。
またいつ第2波、第3波が来てオンラインレッスンに切り替わってもいいように、言葉でのやりとりや、自立を念頭においたレッスンを心がけていきたいです。
また、レッスンの様子を動画に撮って送り、親御さんとのコミュニケーションをはかると共に、生徒さんにも自分の演奏を客観的に見て気付きを得て、成長に繋げていってほしいと思います。
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